▍世界観

双端市(ふたば-し)という架空の町を舞台にしています。一本道を逸れるとアングラ傾向強まる物騒な町です。

笠舞  双馬(かさまい  そうま)

17歳|男性|165cm|2/8生|一人称:俺

高校生。幼少期、海外で兄と共に親に売られ、買われた先を逃げ出して暫くストリート暮らしをしていた。

自分を庇って大怪我をした兄に後ろめたさを抱えつつ、何でも出来る兄を尊敬し、その背を追う努力家。所謂ツンデレでなかなか素直になれない。

鉄平(18?)/恋人(粘さん宅)…背景を案じつつ、なかなか素直になれずにいる。いつか全て受け止めてあげたい。

笠舞  響(かさまい  ひびき)

21歳|男性|180cm|8/19生|一人称:俺、俺様

文武両道、大抵何でも出来る天才。ただし重度のブラコンで他人を信用しない人間不信でもある。弟が喜ぶ顔を見たいが為に探究した料理は趣味で特技。現在は裏社会を暴れ回る犯罪者。

後にマフィア『ベスティア』を作る。

♥ ヴェルディ/恋人?(粘さん宅)…曰く「一番好きな女」。執念深さが好ましく、引っ掻き回すのを止められない。

小鳥遊  常磐(たかなし  ときわ)

20歳|男性|176cm|5/5生|一人称:オレ

社交性に長けた心根の優しいお調子者。フリーター。

謎の耐久力を持ち、やたらと元気でよく動く。真面目に稼いでいるかと思えばラスベガスドリームを信じて飛んだりしている。

実父は天桐。

♥ タマちゃん/恩人・片想い(粘さん宅)…行き倒れた先で拾ってくれた恩人。現在のバイト先の店主であり、密かに思いを寄せている。昼のタマと夜の「カレ」が同一人物であることを察しつつも、"タマちゃん"の日常を壊したくないために言えずにいる。

鮫島  霙(さめじま  みぞれ)

38歳|男性|187cm|/生|B型|一人称:俺

無気力な男性。普段は喜怒哀楽に乏しいが、スイッチがあり一度キレると暴れて手が付けられない。

もう20年近く前、当時『鮫嶋組』の組長だった父親が殺された際に逃げるように家を出た。懇意にしていた他の組や店の世話になりつつ、現在はその縁を伝に仕事を貰って生活している。賄を食べさせてもらえることがあるのと、安アパート暮らしに物欲がないのも助かってあまり不自由はしていないらしい。

♥ 周  光祐/恋人?(粘さん宅)…

番谷  雅楽(つがや  うた)

38歳|男性|182cm|3/3生|一人称:私、俺

古書店の店主。穏やかな性格をしつつ、その一方で少々譲らない頑固さと狡さを持つ。本業は情報屋。

以前はとあるヤクザの組員だったが、妻・紗幸との出会いを経て丸くなり、彼女が娘を産んで亡くなったことを機に15年前組を抜けた。

左手の小指は詰めたため無いが、表向きには「昔印刷屋に勤めていた」ということにしている。

天桐はかつて共に仕事をした仲間。

番谷  花幸(つがや  かゆき)

16歳|女性157cm|/生|一人称:私

雅楽の娘。表情が乏しく大人しい性格。

男手一つで育ててくれた父を慕っており、あまり迷惑を掛けたくないと遠慮しがち。

天桐  和人(あまぎり  かずと)

年齢不詳|男性|188cm|11/8生|一人称:俺

『アマギリ』として名の通った便利屋。非常にノリが良く気さくな性格。どこまでも冷徹になれる残酷さを持つが、好んで晒すことはない。

下の名前は偽名であり本名は不明。年は雅楽よりは上とのこと。

敵を作りやすい立場故に何処にも定住していない。雅楽に恩があり、現在も懇意にしている。

須賀(すが)

年齢不詳|男性|188cm|2/10生|一人称:俺

見た目のヤクザ感が凄いフリーのスタントマン。気さくな性格。ジャンガリアンハムスターの『しらたま』を溺愛している。

オセ

年齢不詳|男性|190cm|/生|一人称:オレ

住所不定、戸籍を持たない運び屋。大抵何でも操縦出来るが、戸籍がない故に免許は偽造かそもそも所持していない。

両親共に混血であり、自身もどの国の血が混ざっているのか把握していない。

※キャラクターデザイン:サワガニさん(@sawagani_1025)


▍sick

篠崎 ミナト(しのざき ---)

21歳|男性|175cm|8/11生|A型|一人称:俺、僕

大学生。社交性のあるフリは上手いが内心は無関心。人間不信であり、原因は幼い頃に両親に「飽きた」と捨てられたこと。潔癖気味で普段は黒い手袋を外さない。将来の夢は公務員。

裏の顔は世を騒がす殺人鬼"sick"。天桐に拾われ、その技術の一部を学び取った。自分の"愛"を確かめる為、相手を傷付けて言葉を強請る。その性質上、"仕事"以外で殺した死体は凄惨。

香坂 アキ(こうさか --)

14歳|男性|160cm|12/3生|AB型|一人称:僕

幸福に飽きた中学生。一人っ子。表情に乏しく常に刺激を求めており、ヤクザと関係を持って「どこまでいけるか」を確かめている。

家が裕福なため取り巻きこそいたが、本当の意味での友人は一人もいない。

14歳の冬、"sick"の殺しに惚れ、ミナトに殺されてみたいと願う。


兵坂組

賀城  広隆(かしろ ひろたか)

48歳|男性|185cm|/生|型|一人称:俺

組の若頭。シノギは主に風俗(キャバクラ)。妻を失くしており、「彼女が欲しい」と女遊びをしているがどこまで本気かは分からない。

身内に手を出されるのを非常に嫌う。

左の薬指が無く、左肩に大きな火傷の痕がある。火傷は20代の頃に負わされたもので、治療後犯人を捜し出し私刑にしている。

高校時代は将棋部に籍を置きつつ、各運動部に顔を出していたとか。

日野  誠士(44)/腐れ縁・同業者・セフレ(ネコ)(サワガニさん宅)

夜島  銀(47)/高校時代の後輩・同業者(やまとさん宅)


ベスティア

拠点はイタリア。ただし必要があれば何処にでも行く。「笠舞 響」が立ち上げた少数精鋭の小規模なファミリー。

アロルド・ベルナルディーニ

29歳|男性|178cm|一人称:オレ

カポ。別のファミリーにいたが、響に惨敗して引き抜かれた。インテリに見えて戦闘狂であり、文句無しに"強い"響を素直に尊敬し従っている。チャラく身内に乗せられがちだが、度胸が据わっているので交渉も得意。


ヴァーゴ

そこそこ大きなファミリー。市民には表向き友好的で、時には取り入り資金源・資金洗浄の場としている。

在り方は温厚な方だが、対話に応じない市場荒らしや殺人集団には容赦しない。売春・賭博は禁止。

Celestino Trasselli/チェレスティーノ・トラッセッリ

43歳|男性|188cm|一人称:私、ボク

ファミリーの首領。穏やかな性格で滅多に怒らない。

拗れさえしなければなるべく物事を穏便に済ませようとする方針で、荒っぽいのは美しくなく、愛がないとのこと。

博愛主義と言えばいいが、個人を特別に愛することが出来ない性質に彼なりに苦悩している。亡き妻はそれでも良いと言ってくれる女性であったが、だからこそ次はないだろうとも思っている。孤児院も経営しており子供が好き。他に好きなものは「甘いもの」で、趣味は「裁縫」。

28歳(15年前)…結婚

33歳(10年前)…父が殺され首領を継ぐ

35歳(8年前)  …妻子が殺される


黑社會

蔡  宇澤(サイ  ユーゼァ)

[草鞋]27歳|男性|175cm|9/17生|B型|一人称:不定

父親の失態の不足分を負わされ悲惨な目に遭いぶっ壊れた青年。麻薬、精神安定剤、睡眠薬をぐるぐる常飲する情緒不安定なチャイニーズマフィア。長髪のかつらをスイッチに女に化け、諜報活動を主としている。普段は寂しん坊のビッチ。去勢されている為専らネコ。


▍契約

弥上  ケイ(やがみ)

25歳|男性|175cm|一人称:俺

ポチの契約者。他者と繋がることを大切にしている、至って平凡な青年。父親により家族は無理心中に遭い、彼自身も死にかけた。

夢魔に憑かれ、心中の悪夢に苦しんでいたところ、夢魔を追ってきたポチに救われた。ポチを家族のように想っている。もっと言えばやや依存している。

ポチ/真名:ケルベロス

年齢不詳男性|188cm|一人称:オレ

三つ首の黒い大犬。「音楽を聴けば眠る」「甘いものが好き」などの特徴は伝承のまま。人に擬態している時は三つの頭のうち一つの人格が表に出ており、それぞれの頭の性格にはばらつきがある。普段表に出ているのは比較的大人しいが好戦的な個体。

冥府の主の要請で冥界から逃げた夢魔を追い、ケイに憑いていたソレを処分した後、ケイの願いを受けてそのまま現世に居着いた。

穂村  壱火(ほむら  いちか)

16歳|男性|165cm|一人称:ボク

ヒイロの契約者。明るく悪戯好きな少年。父親の研究により身体にそぐわない魔力を持つ。

友達が欲しくて召喚ガチャを回していたが、力が強すぎるあまりドン引きされ、マトモに相手をしてくれたのがヒイロだけだった。

ヒイロ真名:サラマンダー

歳|男性|183cm|一人称:オレ

ぶっきらぼうな性格。壱火に召喚され、その生い立ちに同情したのも束の間、友達になることを拒否した矢先に魂を人質に取られ帰還出来なくされた。帰りたい。筋肉質な外見をしているが所謂"魔法タイプ"であり、肉弾戦はしない。

露久志  征海(つゆくし  ゆきみ)

48歳|男性|180cm|一人称:僕

そこそこ大きな証券会社の次男坊。不労所得(不動産)を持っており、所謂お金持ち。

表情に乏しいが穏やかな性格で、絵がやたら可愛い。

 

ゆた真名:ノーム

元は泥で出来たスライムのような形状をしていたが、露久志の描いたゴリラを参考に現在の姿を得た。

鳴き声は「ウ」で言葉は話さないが、露久志にだけはなんとなくその意図が読み取れるようになっている。

防御や治癒に特化した能力を持ち、優しい性格でひとが傷付くのが苦手。普段は肩乗りサイズだが、巨大化することも可能。